2022.12.22スタッフBlog
ぎっくり腰はなぜ起こる?ぎっくり腰の原因を徹底研究!
やってしまった!ぎっくり腰だ。。。
そーーっと。とにかくそーっと。このまま動かず丸くなるべきか、ジワジワ体を起こすべきか。
こんな思い2度としたくない。今回はそんなぎっくり腰が起こる原因と予防法を徹底研究いたしました。
目次
- ○ ぎっくり腰ってそもそもどんな事?
- ・僕の、私のぎっくり腰事情。
- ・ぎっくり腰ってなぁに?
- ○ ぎっくり腰が起こる原因
- ・ぎっくり腰って何で起こるの?
- ・隠れている病気や疾患
- ○ ぎっくり腰が起こったら。改善策あれこれ。
- ・体操やストレッチをやってもいいの?
- ・温めるの?冷やすの?
- ・コルセットは付けた方がいいの?
- ・マッサージは受けても大丈夫??
- ○ まとめ
ぎっくり腰ってそもそもどんな事?
僕の、私のぎっくり腰事情。
「重い荷物を持ち上げた瞬間、突然腰が痛くなり動けなくなった。」
「何もしてない。ただただ朝起きて顔を洗おうと屈んだだけ。」
「車から降りようを扉を開けて体を捻った瞬間だった。」
あまりにも違いすぎる状況下でも同じようにぎっくり腰になったとおっしゃる方は後を立ちません。
そもそもぎっくり腰って何なの?正式な病名なのでしょうか?
ぎっくり腰ってなぁに?
そもそもぎっくり腰とは正式には「急性腰痛」と言って、文字通り「急激に発症した腰の痛み」の事を指します。
大抵は1週間から2週間程度で回復いたしますが、何だか太ももに違和感が残ったまま、痺れがある、我慢できる程度の痛みは取れないままだと言った予後がよくない傾向も見られます。
その場合は椎間板ヘルニアや腰椎滑り症など他の病変や疾病が隠れているケースもあるため、軽く考えず専門医を受診するなど注意が必要です。
ぎっくり腰が起こる原因
ぎっくり腰って何で起こるの?
ぎっくり腰になった時、体の中では何が起こっているのでしょうか?
最初にお伝えしておくと実は現代医学を持ってしてもぎっくり腰の原因は未だわかっていません。
とは言え、共通項としてぎっくり腰になった方が「腰が抜けそうだ」と腰をくの字に曲げていらっしゃる方が多いのは事実。要するに腰を折り曲げた状態を維持しようとする姿勢がぎっくり腰の方の痛みから身を守る姿勢だと言えます。
それを踏まえて原因は以下のような箇所が様々に絡んでぎっくり腰が起こっていると言われています。
「椎間関節性」「筋、筋膜性」「仙腸関節性」「腰仙部の問題」「股関節がおかしい」「多裂筋の伸長率が悪くなっている」「大腰筋の質の悪化」「腸の不調」など原因は複雑多岐にわたっているのですね。
隠れている病気や疾患
ぎっくり腰だと思っていたら「椎間板ヘルニア」だった「背骨の圧迫骨折」であったなどと言った方は少なくありません。また意外かと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが中には「大腸がん」だったと言ったケースも。上記に挙げた整形外科的な原因の場合は次の項目の改善策、予防法をお試し下さい。
ぎっくり腰が起こったら。改善策あれこれ。
体操やストレッチをやってもいいの?
ぎっくり腰になった時、体操やストレッチを行ってもいいのでしょうか?
それはその人のぎっくり腰の状態にもよりますので一概に答えは一つと限りません。
発症直後で今からまだまだ炎症のピークが上り調子ですよ!と言った時期に運動やストレッチを行っても良化したとはならないでしょうし、炎症のピークが低く既に達した状態の方であれば、運動やストレッチが炎症物質を流す事に一役買ってより早く良化する事もあるでしょう。
一般的には運動やストレッチが痛くて仕方がないならやらない、じわっと伸びて気持ちがいいと感じるのであれば軽度な運動とストレッチを行うのはとてもいいとされています。
先にも述べた体を屈める姿勢がぎっくり腰の方の特徴。
この姿勢を維持しようとする筋肉の状態を良くしてあげる事を目的とした運動やストレッチは効果的だと考えてもいいのではないでしょうか?
つまり股関節を伸ばす、太ももの前面、腹部が伸びるようなストレッチや運動のことですね。
温めるの?冷やすの?
ぎっくり腰が起こった時には温めた方がいいのでしょうか?それとも冷やした方がいいのでしょうか?
これもぎっくり腰を起こした方の状態・状況によって選別する方が良いでしょう。
つまりは炎症のピークに向かっている、ピークを超えた直後は一般的には冷やしましょう。
慢性化した、周りの組織の血液循環の改善をしたい時期であれば温める。
この事を念頭に入浴も考えてもらえればいいと思います。
お風呂に入る事でリラックスして血液循環の改善、副交感神経が優位になり痛みが緩和するのケースも多く見られます。
しかし、ぎっくり腰を起こした直後で腫れがある、熱を帯びている場合は避けた方が賢明だと判断して下さい。
コルセットは付けた方がいいの?
コルセットとは一体どんな作用があるのでしょうか?
それは患部を占めて固定、安定させる事が大きな目的です。
ぎっくり腰を起こした方がコルセットをつけると楽だとおっしゃる場合は、生活の質も担保できるため、非常に有効な手段だと思います。
反対にコルセットをつけてもあまり変わらないと言った方もいらっしゃいます。
それはそもそも起こしたぎっくり腰の原因が全く別のところにあると考えられます。
患部の組織、関節がグラグラと不安定になってぎっくり腰が起こったケースはコルセットで補正的に安定を測られると楽になるでしょう。
大腰筋の伸長の悪さや血行障害の場合はコルセットをして締め付けると返って治癒を遅らせてしまいます。
一概にコルセットの良し悪しを言えない理由はここにあります。
自身の原因にあった方法であれば試した際にすぐに気持ちいい、楽だとわかるのでそちらを選択されたらいいと思います。
マッサージは受けても大丈夫??
ぎっくり腰が起こったらマッサージは果たして効果的なのでしょうか?
その答えは人による、またそのマッサージ屋さんや整体屋さんの技術によるとも言えます。
元も子もないのですがぎっくり腰の原因が先にも述べたように多岐に渡るため、それぞれに適した施術が行われると非常に効果的な事になると考えられますが、適していない場合、例えば炎症のピークを今から迎えると言った時期にはどんな天才的なセラピストが対応しても、この炎症のピークが今から来ると言う生理学的な問題は解決出来ないため、安静が一番と言う事になります。
まずはぎっくり腰が起こった原因の追求を行う事。炎症のピークが過ぎており、骨折などのリスクがない場合は腰を曲げる筋肉、つまり大腰筋、多裂筋をはじめ腰回りの筋肉、神経の滑走性が上がるよう組織を柔軟にしてあげる事で随分状態は良くなり、また予防にもつながる事でしょう。
まとめ
寒い季節は特に気を付けたいぎっくり腰。
やはり大切なのは普段からの予防ですよね。
定期的な運動や身体のケアを心がけましょう。
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