2025.04.24スタッフBlog
妊娠中の頭痛に効く東洋医学とマッサージ法

でも薬に頼りにくい時期だからこそ、東洋医学やマッサージなど自然な方法でケアしたいですよね。
この記事では、妊婦さんでも安心して実践できる頭痛の原因別のケア方法や、効果的なツボ、東洋医学の知恵をたっぷりご紹介します。毎日の生活に取り入れて、少しでも心と体をラクにしましょう。
目次
- ○ 妊娠中の頭痛の原因とは
- ・ホルモンバランスと頭痛の関係
- ・姿勢の変化と血流の悪化
- ○ 東洋医学から見る妊娠中の頭痛
- ・気血の巡りと頭痛のメカニズム
- ・東洋医学で考える「虚」と「実」の頭痛
- ○ 妊婦さんでもできるマッサージ法
- ・頭痛に効くツボと押し方
- ・自宅でできる簡単マッサージ手順
- ○ 東洋医学的な日常ケアのコツ
- ・頭痛を防ぐ食事と飲み物
- ・温めケアと呼吸法のすすめ
- ○ 妊娠中の頭痛に関するQ&A
- ・妊婦でも鍼灸や整体は受けて大丈夫?
- ・薬なしで和らげる方法は他にある?
妊娠中の頭痛の原因とは
ホルモンバランスと頭痛の関係
頭痛なんて感じた事なかったのに。
妊娠した途端、頭痛が起こり出した。そんな方もいらっしゃいます。
妊娠すると、女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンの分泌量が大きく変化します。このホルモンバランスの急激な変動が、自律神経の乱れや血管の収縮・拡張に影響し、頭痛を引き起こすことがあります。特に妊娠初期や後期に起こりやすく、症状の波も個人差が大きいのが特徴です。
姿勢の変化と血流の悪化
人体は小さな足裏で二足歩行が出来るよう、絶妙なバランスで成り立っています。
お腹が大きくなるにつれて体の重心が変わり、無意識に猫背や反り腰の姿勢になりがちです。これにより首や肩周りの筋肉が緊張し、血流が悪化することで緊張型の頭痛が起こりやすくなります。また長時間同じ姿勢でいることも血行不良を招くため注意が必要です。
東洋医学から見る妊娠中の頭痛
気血の巡りと頭痛のメカニズム
聞き慣れない言葉かも知れませんが、東洋医学では、体には「気」「血」「水」が滞りなく巡っている状態が健康だと言われています。
体内の「気(き)」と「血(けつ)」の巡りが滞ると頭痛が生じると考えられています。妊娠中は気血が胎児に優先され、自分自身の巡りが悪くなりがち。
「気」が滞る・足りなくなる気滞(きたい)や血虚(けっきょ)といった状態を招き、頭痛の原因になるとされています。
東洋医学で考える「虚」と「実」の頭痛
「気血水」とは別に東洋医学では、妊娠中の頭痛を「虚証(きょしょう)」と「実証(じっしょう)」に分けて考えます。
体力や気血が不足する虚証では、鈍い痛みや疲労感が特徴。逆にストレスや熱がこもる実証では、ズキズキとした強い痛みや目の充血を伴うことがあります。それぞれに合ったケアが大切です。
妊婦さんでもできるマッサージ法
頭痛に効くツボと押し方
妊娠中はお薬も簡単に服用できない為、ついつい我慢しがち。
そんな時は妊娠中でも安全にできるツボ押しはおすすめです。「合谷(ごうこく)」は手の親指と人差し指の間にあるツボで、頭痛や肩こりに効果的。もう一つの「百会(ひゃくえ)」は頭のてっぺんに位置し、気の巡りを良くします。1回5秒ほど、痛気持ちいい程度の力でゆっくり押しましょう。
自宅でできる簡単マッサージ手順
薬も飲めない、でも辛い。。。
そんな時は首や肩、側頭部を優しくさするだけでも血流が良くなり、頭痛が和らぎます。
両手の指先で耳の後ろから首筋を撫で下ろしたり、頭皮を軽くもみほぐすのも効果的。入浴中や寝る前のリラックスタイムに行うと、よりリフレッシュできます。無理のない範囲で行いましょう。
東洋医学的な日常ケアのコツ
頭痛を防ぐ食事と飲み物
え?食べ物で頭痛が起こるの?
そう思われる方がいらっしゃるのかも知れませんが、実は大いに関係があります。
東洋医学では体を冷やす食べ物は気血の巡りを悪くし、頭痛を招きやすいとされます。温かいスープや生姜、ねぎなど体を温める食材を意識し、冷たい飲み物は控えめに。また、カフェインの摂取も頭痛の原因になることがあるので注意。白湯やハーブティーもおすすめです。
温めケアと呼吸法のすすめ
首や肩を温めることで血行が良くなり、頭痛の緩和に繋がります。蒸しタオルや温熱シートを活用し、リラックスタイムを作りましょう。また、深呼吸やゆっくりとした腹式呼吸も、気の巡りを整える効果があります。ストレスケアも兼ねて、毎日の習慣に取り入れると◎。
妊娠中の頭痛に関するQ&A
妊婦でも鍼灸や整体は受けて大丈夫?
基本的に妊娠中でも鍼灸や整体は受けられますが、安定期以降が望ましく、専門の施術者に相談することが大切です。
サロンによっては妊婦さんは安定期になってもお断りの施設もありますが、受け入れてくれるサロンもございます。
妊婦専用の施術メニューがあるサロンも増えているので、事前に確認し、無理のない範囲で行いましょう。
薬なしで和らげる方法は他にある?
ツボ押しやマッサージのほか、アロマテラピーも効果的。ラベンダーやカモミールなど、妊婦さんでも使用できる精油を活用してリラックスするのもおすすめです。また、適度なストレッチや軽い散歩も血流促進に繋がり、頭痛予防になります。
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