マッサージを受け、肩こりも緩まったから、「さぁ、やるぞ！」と思っていたのに、襲ってくる眠気・・・
どうしても眠い。どうにも起きていられない。こんな事はございませんか？
今回はマッサージ後の反応、眠気について徹底解説します。

目次

• ○  マッサージ後の眠気。身体にどんな変化が起こっているの？
• ・筋肉が緩む、血行が良くなる
• ・自律神経に変化が起きる
• ○  マッサージ後の眠気以外の代表的な反応
• ・身体が軽くなる
• ・代謝がよくなる
• ・痛みやしびれが出ることもある
• ○  マッサージ後の眠気への対処法
• ・マッサージ後の予定をしっかり伝える
• ・施術中に少し眠ってしまう
• ○  まとめ

マッサージ後の眠気。身体にどんな変化が起こっているの？

筋肉が緩む、血行が良くなる

あなたはいつもどのようなマッサージの施術を受けているのでしょうか？
サロンや状況にも寄るのでしょうが、基本的にはあなたは力を抜いて、セラピストがあなたの凝りをほぐすように「押す・揉む・叩く・伸ばす」これらが一般的な施術だと思います。
では、このような押す・揉む・叩く・伸ばす事をされたら私達の身体は一体どうなるのでしょうか？
筋肉は揉まれると一時的に押された箇所の血流が阻害されます。その後、セラピストの指が離れると血液が止められていた箇所には、新しい血液が流れ込みます。
その流れ込んだ血液から酸素や栄養は運搬され、代わりに疲労物質や代謝物が乗っかり凝りや痛みは軽減されるのです。
凝りが軽減されると筋肉は本来の機能を取り戻し、緩む反応が起きるのです。

自律神経に変化が起きる

マッサージで凝りと言う症状から筋肉が緩むと言う反応が起きる。
それだけでしょうか？
いいえ、それだけでは無いのです。
マッサージに於いて血管が閉じる、開くと言う状態がおこります。
すると身体は血管が開いた状態＝リラックスした状態＝副交感神経が優位に働くと言う反応が起こります。
自律神経は自身の内部と外部の状態に合わせて交感神経と副交感神経のどっちを優位にするか？の反応を起こす器官ですので、マッサージと言う外部からの刺激を受けてどちらかに変化が起こるのです。
現代人はパソコンなどのデスクワークで一定姿勢、ストレスなどから交感神経が優位になっているケースが多く、マッサージを受けた後に副交感神経が優位になる事で強制的にリラックスを求めているのかも知れませんね。

マッサージ後の眠気以外の代表的な反応

身体が軽くなる

いわゆる身体が凝った状態とは本人からするとどんな感覚なのでしょうか？
筋肉が凝っている状態とは、伸長するはずの肉が伸びない、血行が悪い、そもそも姿勢の悪さや一定姿勢で凝りが起こる為、本人の自覚症状は身体が重くてだるい感覚と言われる方が多くいらっしゃいます。
それらの改善が起こったら、身体が軽くなった、動きやすくなった、関節がスムーズに動くなどの反応が多いと思います。

代謝がよくなる

マッサージを受けると、血液やリンパ液の循環が促されます。
顔色がよくなったり、むくみが軽減してスッキリした気分になる方も多いのではないでしょうか？
新陳代謝も活発になるので、お腹がすいたり、喉が渇いたり。
そしてトイレに行きたくなるというのもよくある反応です。
代謝が活発になっているマッサージの後には、できるだけ水分をとっていただく事をおすすめします。
老廃物の排出を促したり、揉み返しなどの予防になります。

痛みやしびれが出ることもある

残念な事にマッサージ後、痛みが出た、しびれが出た、と言う方も稀にいらっしゃいます。
それは確実にセラピストのミスです。
刺激が強かった、神経や腱、筋肉を痛めてしまった症状が痛みやしびれとして出たのです。
俗に言う「好転反応」とはセラピスト自身も私達受け手もお互い分かって居て納得の上、このような反応が起きる前提で施術を行う為、全くの別物と考えていいでしょう。

好転反応について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
好転反応って何？マッサージ後の好転反応の種類や対処法について徹底解説！

マッサージ後の眠気への対処法

マッサージ後の予定をしっかり伝える

眠たくなっちゃう理由は先にも述べたように自然と起こってしまう生体反応なので致し方無い現象です。
身体に入れられたマッサージ刺激が神経、背骨を通って脳内でリラックス物質が放出され眠たくなるのはむしろ普通の事なのです。
従ってマッサージ後眠たくなったら困る方は、マッサージを受ける際にセラピストに相談したら良いかも知れません。
マッサージ後はどんな予定でいるのか？○時間後に何をしたいと思っているのか？をセラピストにしっかり伝える事で施術の内容を決めると良いかも知れません。

施術中に少し眠ってしまう

眠気は起こってしまう生体反応なので、マッサージ後のスケジュールで「眠っている暇は無い」場合は施術時間内に眠ってしまいましょう。
一度眠ってしまうとその後の眠気は少し軽減されます。
その後は、少し水を飲む、明るい場所に出る、少し動くなどの行動が眠気を覚まします。
施術を受けたのに眠たくない場合は、余程、交感神経が優位になっているか、施術では身体にも脳にもリラックスしても良いんだよと言う刺激がまだ足りない、セラピストの技術が足りなかったのかも知れませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
マッサージの後に眠気に襲われるのは自然な生体反応ということですね。
そのまま家に帰って休めるのが一番ですが、そうもいかない場合はセラピストにご相談くださいね。
楽種では、施術の最後にストレッチを入れたりする事で、施術後の眠気対策にも対応いたします！

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