2022.06.19スタッフBlog
産後の不眠・イライラで悩んでるなら知っておくべき不調改善に効果的なツボとは?
この時期にはゆっくりと身体を休めて養生することが大事です。
そうは言っても、赤ちゃんのお世話が中心の生活では、なかなか思い通りにはいきません。
身体は疲れているのに眠れなかったり、心が不安定でイライラしたり悲しくなったり・・・
そんな時は、育児の合間にちょっと一息ついて自分の身体を労わる時間を持ってみてはいかがでしょうか?
不眠やイライラ、ストレス過多など、産後の精神的なお悩みのケアにおすすめのツボをご紹介します。
目次
- ○ 産後のママさんが不調を抱える要因は?
- ・ホルモンバランスの変化
- ・急激な環境の変化
- ・肉体的な疲労
- ○ 産後の不調緩和におすすめのツボ
- ・手にあるツボ
- ・足にあるツボ
- ・頭にあるツボ
- ○ 産後の不調緩和におすすめのツボ活用法
- ・ツボを押す、マッサージする
- ・温める
- ○ まとめ
産後のママさんが不調を抱える要因は?
ホルモンバランスの変化
妊娠中は、妊娠を継続させるためのホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)が大量に分泌されます。
しかし、出産するとこれらのホルモンの分泌が一気に減少し、代わって母乳を作るホルモン(プロラクチン、オキシトシン)の分泌が一気に高まります。
妊娠、出産、育児のために必要な生理現象ですが、急激なホルモバランスの変化によって、体調や精神状態が不安定になりやすくなります。
急激な環境の変化
赤ちゃんがお腹の中から無事に産まれ出て、晴れてママさんになった途端に生活は激変します。
何もかもが赤ちゃん中心に回り始め、寝る時間やご飯の時間でさえ、自分の思い通りにはなりません。
特に、赤ちゃんの育児が初めての場合は、産前との生活環境の変化にママさんの身体と心が追い付かず、様々な不調を引き起こす要因となります。
肉体的な疲労
特に生まれたばかりの赤ちゃんの育児は、24時間体制でちゃんとしたお休みがありません。
慣れない赤ちゃんのお世話で身体はクタクタ。
ちょっと眠ろうと思っても、赤ちゃんのちょっとした動きや鳴き声に反応して覚醒してしまう。
そんな生活の繰り返しで、出産のダメージを回復する暇もなく、ママさんの疲労は蓄積されていきます。
産後の不調緩和におすすめのツボ
手にあるツボ
神門(しんもん)
手首の内側で、小指側のくぼみにあるツボ
イライラをしずめてくれると言われています。物忘れにもよい。
労宮(ろうきゅう)
手を軽く握った時に、手のひらにくっつく中指と薬指の間にあるツボ
精神が不安定な時によいツボ。心を安定させてくれます。
足にあるツボ
湧泉(ゆうせん)
足の裏側、足の指を曲げた時にできるくぼみの中心
身体のだるさや疲れやすさを解消するツボ。
元気のない時や、全身疲労におすすめ。
失眠(しつみん)
足の裏側、踵の中央の凹んだところにあるツボ
不眠解消のツボ。寝つきが悪い時に。
頭にあるツボ
百会(ひゃくえ)
左右の耳の真上を結んだ頭の頂点
ストレスの緩和やリラックスに。
疲労回復にもよい。
産後の不調緩和におすすめのツボ活用法
ツボを押す、マッサージする
特に専用の器具はいりません。
指先や手の平でツボを押したり周辺をマッサージします。
あまり強く押すのではなく、心地よいと感じられるくらいの圧で行ってください。
温める
ツボの周りをホットパックやカイロなどで温めてあげるのもよいです。
自宅でできるお灸などを試してみてもよいかもしれません。
シールタイプの台座灸を使うと、火傷の心配もほぼなく簡単安全にお灸をする事ができます。
鍼灸師おすすめ「山正の長生灸」についてはこちらから
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、産後の精神的な不調を和らげるツボを中心にご紹介しましたが、本来出産されたママさんの養生は、しっかり栄養と睡眠をとっていただくことが一番です。
でも、育児でそれがなかなかできないのが現状ですよね。
せっかく待望の赤ちゃんが産まれて幸せいっぱいのこの時期に、ママさんが精神的にも肉体的にもしんどくなってしまわないために、少し自分にも手をかけてあげる時間が必要です。
そのためのひとつのツールとしてツボを使ったケアを取り入れてみてはいかがでしょうか?
あまり、ツボの場所ややり方にこだわらず、ご自身が心地よいと思われるケアが一番ですよ。
少し育児に余裕ができたら、心と身体のケアをプロにお任せしてみるのもおすすめです。
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※楽種の感染症予防対策についてはこちらをご覧ください。
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