血管トレーニング？聞きなれない言葉ですが一体何の事なのでしょう？
それは加圧マシンを使って血管の強度や柔軟性を増す事を言います。
血管は文字通り血液の通る管の事。身体の隅々まで栄養を送り届ける、老廃物を運び出す能力が血管の能力にかかっているのです。さぁ、血管トレーニングって何？を具体的にみて行きましょう。

目次

• ○  血管トレーニングと密接な毛細血管
• ・血液の役割
• ・血管の役割
• ○  血管トレーニングって何？
• ・血管を鍛える事ができるのか？
• ・血管トレーニングってどんな事するの？
• ・毛細血管トレーニングの効果効能
• ○  まとめ

血管トレーニングと密接な毛細血管

血液の役割

身体のどこかを切ったらタラリと滴る赤い液体。血液。
「酸素や栄養分」、「二酸化炭素や老廃物」これらを心臓のポンプに乗って身体の隅々まで運び、運び出す事が血液の大きな役割です。
酸素や栄養豊富な血液にする事、それは食事や呼吸も関与します。
二酸化炭素や老外物をしっかり運搬する赤血球の質、それらが通る通り道、血管もこの身体のデリバリーシステムには大きく関与しています。

血管の役割

先にも述べたように血管とは血液の通り道。栄養や酸素、老廃物や二酸化炭素がこの通り道を通って適切な臓器に運ばれます。
心臓や肺などの血液ポンプ、酸素供給臓器から徐々に細分化され体の至る所まで張り巡らされているのが血管です。身体中に張り巡らされているからこそ、運搬係の役割が果たせるのですね。
しかし、加齢と共に問題が生じやすくなってきます。
どんな問題か？それは通り道が塞がっていたり硬くなって柔軟性を失ってしまうと言う事です。
身体が硬くなるとイテテテテと何かの拍子に気がつきますが血管の柔軟性が無くなってもあまり本人は気が付きません。進行に気付きにくいので日頃から血管の老化が進まないようにする事が大事ですね。

血管トレーニングって何？

血管を鍛える事ができるのか？

重たい物で筋肉に負荷をかけて運動を行う筋トレ。普段やらない思考法や考え方で頭を鍛える脳トレ。踵にドンドンと刺激を入れて歩く骨トレ。いろんなトレーニングがありますが、体の中に張り巡らされている血管はトレーニング出来るのでしょうか？
血管を構成する血管壁は外膜、内膜、中膜の三層から出来ています。
老化や栄養状態で血管壁の状態が硬くなったり脆くなる事で血管障害になるリスクが上がります。
心臓で起これば心筋梗塞、脳内で起これば脳梗塞と言う恐ろしい病気が代表的でよく知られていますね。
血管壁を柔軟な状態で保つには血管が広がる、縮むと言った伸縮運動が効果的です。
広がる、縮む血管ストレッチが最も手軽な血管のトレーニングとなります。しかし通常の生活では血管壁のストレッチになるほどの負荷はかかりません。
それを意図的、効率的に行えるのが加圧とレーニングです。

血管トレーニングってどんな事するの？

前述しましたが血管をトレーニングするのにオススメなのが加圧トレーニングです。
加圧トレーニングとは四肢（腕や太もも）を専用のベルトで締め加圧する事で血流の制限を行った状態で筋肉トレーニングを行う事を言います。加圧トレーニングの特徴は負荷の少ない状態で短時間、短期間で追い込まなければ鍛える事ができないと言われている速筋を鍛える事ができる事で一時有名になりました。
血管を虚血状態にする事により血管内の圧力が高まり、血流がプールされます。すると乳酸が発生します。そこで脳は追い込んだ強度の高いトレーニングをしていると勘違いをします。すると成長ホルモン、インスリン様成長因子が分泌されます。これらのホルモンは血管内壁を柔軟に保つ、血管の若返りに寄与すると言われています。

毛細血管トレーニングの効果効能

加圧トレーニングは加圧、除圧を繰り返し行う事で血管の拡張、収縮を促し血管の柔軟性を促進させます。血管の柔軟性が向上すると血管新生が起こるとも言われています。血管新生とは文字通り新しい血管が形成される現象の事を言います。
それでは新しい血管が形成されるとどんな事が起こるのか？新しい血流が生まれる事によりその周りの筋肉や神経に栄養が行き渡り活性化されます。
活性化された付近の筋肉組織は、より強く太く筋肥大が起こりやすい状態であるためトレーニングを行っても結果が出やすいと言われています。
筋肉量は20代をピークに年１％程度ずつ下がると言われており、ウォーキングやヨガなどの有酸素運動では筋肉量の減少は止められません。効率的に筋肉の質を維持する事は身体の細部に栄養を運ぶ血管の質の維持、すなわち全身を網羅している血管トレーニングはオススメです。

まとめ

血管は加圧トレーニングで鍛えることができるのですね！

楽種では、医療機関でも使用されているMCC（マルチカフトレーニング）という機械を使って血管トレーニングができます。
寝たまま行えるので、運動が苦手！という方にもおすすめですよ。

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