高周波治療器による腰の痛みが改善する、は本当か。
腰の奥の痛み、、、いやダルさと言うべきか、重さと言うべきか。。。
押してもらったり揉んでもらうと確かに気持ちが良いのだけれど、何となく残る不快な感じ。
今回はそんな腰痛に対するアプローチ方法の内の一つ。
高周波についてわかりやすく解説します。

目次

• ○  高周波って一体何？
• ・周波数について
• ・治療器あれこれ
• ・高周波って何に効くの？
• ○  腰痛について
• ・腰痛の場所の違い
• ・意外な腰痛の原因
• ○  腰痛に高周波を使ってみよう
• ・充てたら良い箇所　所要時間
• ○  まとめ

高周波って一体何？

周波数について

低周波治療器、高周波治療器・・・ん？違いって何？
何が低くて何が高いんだ？
いや、そもそも周波数よく聞くけれど、一体なんだろう？
周波数とは１秒間に繰り返される波の数の事を言います。
この山を作って谷を作る一連の波を（ヘルツ）と言う単位でカウントしています。
１秒間に１つの山を作って谷を作る。これで１ヘルツです。
単純にこの波の数が少ないと低周波、多いと高周波と覚えて頂いて間違いではありません。
周波数の持つ特性によって体への影響や効果が異なります。

治療器あれこれ

病院や接骨院、家庭用治療機にはどんなものがあるのでしょうか？
周波数の違いによって低周波、中周波、高周波などがあり刺激感や浸透する深さが違います。
また異なる周波数の電流の交わるところに生まれる電流の差を使って治療を行う干渉波。　
通電している身体の組織のより硬い箇所に熱が集まる様な仕組みのラジオ波。
耳に聞こえる音ではなく音の振動で熱を発生させる超音波など治療機にはさまざまな電気があります。
受けた感じの刺激感やその治療器が対象としている組織と自身の不調の組織を合わせる事でより効果的に活用する事が出来ます。
単に心地いいからで治療器を選んでしまうと、対象組織にはあまり効果が認められなかったなど残念な結果になってしまうかも知れませんね。

高周波って何に効くの？

整形外科や接骨院、家電量販店でも売られている電気治療機がありますね。
ピリピリ刺激のあるものが低周波、刺激のないものが高周波治療器です。
低周波も高周波もコリの解消に使われます。付けてみたら筋肉がビクビク動く低周波は体表面の筋肉の緩和に役立ちます。
逆に高周波は付けてみたらあまり刺激を感じません。その刺激は低周波より深く浸透し表面の筋肉ではなく深部の血管に作用します。血管の拡張により筋肉の緊張の緩和、神経の促通がなされます。
低周波も高周波も効果効能はコリの緩和と書かれていますが、深さや効いている組織は違うのですね。

腰痛について

腰痛の場所の違い

「腰が痛い」と言っても骨盤の事を指す人も居れば臍の裏辺りを指す人もいらっしゃいます。
では一体、違いは何でしょう？一般的に腰は５つの骨と骨盤は仙骨と左右の寛骨から構成されています。一概には言えませんが、その骨と骨の間から伸びている神経が痛みを感知しているためその神経が受け持っている筋肉や臓器に凝ったよ、血行が悪いよと言った不調の状態が起こるとそのシグナルとして腰痛が起こるケースが多くみられます。
また、腰は身体の中心としてひねる、反る、曲げるなど体幹の要として位置しています。人体最大の大きさと長さの大腿骨も隣接しており「動く」動作としては上半身からも下半身からも影響を受けるポジションにあります。
従って腰痛の場所の違いは負担のかかった筋肉の違い、またはそのまま神経の違いの場合が多いです。

意外な腰痛の原因

生理前になると腰が痛くなる。そんな経験をされた女性もいらっしゃるのではないでしょうか？重たいものを持った、ひねってしまった、座り仕事で姿勢が悪い、反り腰などと言った筋肉に負担がかかったから痛くなる腰痛以外に前述の様な内臓の変化から腰痛を訴えられる方も実はたくさんいらっしゃいます。
便秘が続くと腰が重たくなる。膀胱炎を繰り返すある方は、必ず腰痛を伴うとおっしゃられていました。
この方の様に内臓のトラブルから腰痛も起こるのですね。
目安としては筋肉のコリや血行不良による腰痛はお風呂に入ると楽になる、痛みが緩和する傾向があります。癌や臓器の不調のケースでは入浴前と後であまり腰痛が変わらなかったり、血行不良が改善されただけでは痛みが取れない場合は隠れた病気の可能性もあるため、たかが腰痛と思わず長引く腰痛があった場合は一度病院で調べてもらうといいかも知れませんね。

腰痛に高周波を使ってみよう

充てたら良い箇所　所要時間

では、実際に高周波治療器はどこに貼ってどの程度の時間使用したらいいのでしょうか？
まずは単純に凝り固まった筋肉、自然と自身の手が行くポイントに貼るといいでしょう。
腰痛の方は、腰に手を当てると親指があたるポイントであったり、骨盤に沿った脇腹や腎臓の裏側も案外心地よく効果の持続がなされるポイント。
肩こりの方は首と肩の付け根であったり、肩甲骨と肩甲骨の間がオススメです。
所要時間15分程度は継続利用していると深部の血行も良くなり軽くなったと感じて頂けると思います。

まとめ

長年、腰痛に悩まされている。
マッサージをしても楽にならない。
そんな方は、一度高周波を試してみてもいいかもしれませんね！

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