睡眠不足でなかなか寝付けない。
眠りが浅い。ちょっとしたことで目が覚める。
もーーー何なの。朝までぐっすり眠ってみたい。
今回はそんな睡眠不足、睡眠障害でお悩みの方に一度は試してもらいたい光線セラピーのご紹介をいたします。

目次

• ○  睡眠不足ってどんな状態？
• ・医学的に見る睡眠不足
• ・睡眠不足が起こる原因
• ・睡眠不足のリスク
• ○  睡眠不足解消に効果あり？光線セラピーって何？
• ・光線治療の歴史
• ・光線セラピーってどんな効果があるの？睡眠不足解消は出来るのか？
• ○  まとめ

睡眠不足ってどんな状態？

医学的に見る睡眠不足

眠りについてのお悩みは人それぞれです。
寝つきが悪い。眠りが浅い。寝ても寝ても寝足りない。何度も起きる。
睡眠不足にはどんなものがあるのでしょうか？

医学的にみて「睡眠障害」は次の７種類に分類されます。

①不眠症
眠りにつく条件は十分揃っている状況でも寝つきが悪い、途中で覚醒する、朝早く目覚めるなどの症状があり日中、眠たくなるなど活動に支障が出ている状態です。
②睡眠関連呼吸障害群
睡眠時無呼吸症候群に代表される眠っている間の呼吸の異常の病気です。
③中枢性過眠症群
日中に抗い難い眠気に襲われる睡眠障害です。これは睡眠リズムの問題ではなく脳の機能異常の問題です。
④概日リズム睡眠・覚醒障害群
勤務時間が昼夜逆転していたり、海外旅行からの時差ボケなどに代表される睡眠と覚醒の体内時計の働きの問題です。
⑤睡眠時随伴症群
夢遊病、レム睡眠行動障害など睡眠に関連した感情と知覚の変化、異常のことです。
⑥睡眠関連運動障害群
むずむず脚症候群など脳のドーパミン機能異常やビタミン不足、甲状腺異常などによる睡眠障害です。
⑦その他の睡眠障害
てんかんやアルコール、睡眠薬など体の病気に関連した睡眠障害です。

単純に睡眠不足と言っても原因は複雑です。
あまりに酷い睡眠障害をお持ちの場合は睡眠外来など専門家に調べて貰いましょう。

睡眠不足が起こる原因

上記のように睡眠障害の原因は様々ですが、今回は中でも多くの人が陥りやすい
「不眠症」と「概日リズム睡眠・覚醒障害群」
について深ぼってみましょう。

睡眠不足が起こる原因はまず「睡眠習慣」と「睡眠障害」の問題に分けられます。
「睡眠障害」は上記に代表される７種です。
ここでは「睡眠習慣」について考えてみましょう。
習慣とは「日常の決まりきった行い」です。
簡単に言えば決まった時間に夕食を摂り、決まった時間に寝る準備をして決まった時間に床に入る、と言うことです。
ところがその生活リズムがシフトワークでずれる・育児や家事で睡眠時間を削るなど睡眠習慣が狂い慢性的な睡眠不足を起こしてしまうなどです。

睡眠不足のリスク

慢性的な睡眠不足が続くと日中の眠気や意欲低下、記憶力の減退、やる気の喪失など体内のホルモン分泌や自律神経のバランスの影響に大きな影響を及ぼし、こうやって睡眠不足の悪循環が生まれます。
この悪循環が常習化すると想像以上のリスクに晒されることになるかも知れません。
具体的には、
「ストレス処理能力の低下」「免疫力の低下」「肥満」「認知機能の低下」「気分の浮き沈み」「注意力が散漫になる」「慢性疾患、成人病リスクが上がる」
などが研究結果から明らかになっています。

睡眠不足解消に効果あり？光線セラピーって何？

光線治療の歴史

日本の光線治療器の歴史は100年ほど。
しかし、紀元前2000年の頃から日光浴・日光療法は人々の健康に活用されて来ました。
近代1900年前後には結核治療や怪我の回復に利用されていましたが、尋常性狼瘡の治療に成功した医師が当時のノーベル賞を受賞しています。
また日光浴によりビタミンDが形成される事によりくる病の治療に効果がある事も認められ光線治療に関して２つ目のノーベル賞が与えられました。
現代でも、新生児重症黄疸の治療では光線療法は無くてはならない治療法となっています。

光線セラピーってどんな効果があるの？睡眠不足解消は出来るのか？

光線セラピーの光線って一体何の事だと思われた事でしょう。
可視光線って聞いたことはございませんか？文字通り「可視」＝目に見えている・赤外線・紫外線「光」を使った治療です。分かりやすく言えば「日の出」と共に太陽が昇って来たら周囲が明るく照らされますよね？すると周りは太陽の光線で明るく照らされ徐々に暖かくなって来ます。
この光線のさまざまな作用を人体の健康に活用しようと言うのが「光線セラピー」です。
具体的には、人の皮膚に光線を照射するとビタミンDの生成が行われます。ビタミンDは骨の強化作用があります。また他に生活習慣病の予防、インスリンの分泌、血行改善、体内時計の調整、鎮痛、免疫強化、殺菌・解毒作用、食欲・便通改善、睡眠の質の改善など光線の効果は多岐に渡ります。
現代人の睡眠不足の原因は、ただただ時間がないだけではなくストレスや自律神経の問題も関与するため全身の機能回復に効果の高い光線セラピーは睡眠の質を上げてくれる効果は期待ができます。
特に脳内で分泌されるメラトニン、セロトニンは不眠や時差ボケ、季節性のうつ病に効果が高いと言われており可視光線の照射によりそれらの改善が起こり、睡眠不足の改善に作用すると言われています。

まとめ

人間が健やかに生活するために欠かせないもののひとつが睡眠です。
様々な要因で睡眠不足や睡眠障害を抱える人が増えているのですね。
太陽の光にヒントを得た、光線セラピーは、楽種のオプションコースで受けて頂く事ができます。
睡眠トラブルでお悩みの方は、ぜひお試しくださいね。

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