2025.05.29スタッフBlog
妊婦はカフェインを飲んでも大丈夫?安全な摂取量と注意点を徹底解説!

妊娠中、コーヒーや紅茶などのカフェイン飲料を楽しみたいけれど「本当に飲んでも大丈夫なの?」と気になる妊婦さんも多いはず。
実は、妊婦がカフェインを摂取する際にはいくつかの注意点と目安量があります。
本記事では、妊婦が安心してカフェインを楽しむための安全な摂取量や、胎児への影響、カフェインを含む飲み物の種類、ノンカフェインの代替飲料などを分かりやすく解説します。
妊婦さんと赤ちゃんの健康を守りながら、無理なくカフェインと付き合う方法を知りましょう。
目次
- ○ 妊婦とカフェインの基本知識
- ・妊婦はなぜカフェインに注意が必要なのか
- ・カフェインの妊婦と胎児への影響
- ○ 妊婦のカフェイン摂取の目安量
- ・妊婦の1日のカフェイン摂取上限とは
- ・飲み物ごとのカフェイン含有量一覧
- ○ カフェインを多く含む飲み物・食品
- ・注意したいカフェイン含有飲料
- ・意外と多いカフェイン入り食品
- ○ カフェインレス・デカフェの選び方
- ・妊婦におすすめのノンカフェイン飲料
- ・市販のデカフェ商品の選び方と注意点
- ○ 妊婦が安心して過ごすためのカフェインとの付き合い方
- ・無理なくカフェインを減らすコツ
- ・妊娠中のカフェインに関するQ&A
- ○ まとめ
妊婦とカフェインの基本知識
妊婦はなぜカフェインに注意が必要なのか
カフェインは中枢神経を刺激する成分で、過剰に摂取すると不眠や心拍数の増加を引き起こすことがあります。
妊娠中は体内でカフェインを分解する能力が低下し、通常よりも長く体内に残るため注意が必要だと言われています。
また、胎盤を通して赤ちゃんにも届くため、胎児の発育に悪影響を与える可能性があります。
妊婦さんは日頃の飲み物や食品に含まれるカフェインの量を意識し、過剰摂取を避けることが大切です。
カフェインの妊婦と胎児への影響
妊娠中にカフェインを摂り過ぎると、流産や低出生体重児のリスクが高まるといわれています。
特に妊娠初期は胎児の重要な器官が形成される時期なので注意が必要です。
また、胎児はカフェインを分解する力がないため、母体が摂取したカフェインが赤ちゃんの体内に長時間残ってしまいます。これが発育への悪影響につながる可能性もあるため、妊娠中のカフェイン摂取は適量を守りましょう。
妊婦のカフェイン摂取の目安量
妊婦の1日のカフェイン摂取上限とは
世界保健機関(WHO)や厚生労働省などの推奨によると、妊婦の1日のカフェイン摂取量は200〜300mg未満が望ましいとされています。
たとえば、コーヒー1杯(約150ml)には約60〜90mgのカフェインが含まれているため、1日に2〜3杯が目安です。
摂取する飲み物や食品の種類によってカフェイン量は異なるので、こまめにチェックしながら摂取量を管理しましょう。
飲み物ごとのカフェイン含有量一覧
カフェイン含有量は飲み物によって大きく異なります。
・コーヒー(150ml)には約90mg
・紅茶(150ml)は約30mg
・緑茶(150ml)は約20mg
・コーラ(350ml)には約35mg程度が含まれています。
意外と多いのがエナジードリンクで、1本あたり100mg以上含まれるものも。
さらに、カフェイン入りチョコレートや栄養ドリンクも含有量が高いので注意しましょう。
カフェインを多く含む飲み物・食品
注意したいカフェイン含有飲料
妊婦さんが特に注意したいのは、コーヒー、エナジードリンク、栄養ドリンク、コーラなどの炭酸飲料です。
これらはカフェイン量が多く、知らずに摂り過ぎてしまうこともあります。
特にエナジードリンクは1本で100mg以上のカフェインが含まれるものもあり、妊娠中は控えるのがベスト。
飲み物だけでなく、チョコレートや一部の薬にも含まれているので成分表示を確認しましょう。
意外と多いカフェイン入り食品
カフェインは飲み物以外にも含まれています。
たとえば、ダークチョコレートやココア、抹茶スイーツ、アイスクリームなどにもカフェインが含まれており、油断すると摂取量が増えてしまうことも。
特に市販の濃い抹茶スイーツや高カカオチョコレートはカフェイン量が高めなので注意が必要です。
妊娠中は成分表を確認し、知らずに摂りすぎないよう気を付けましょう。
カフェインレス・デカフェの選び方
妊婦におすすめのノンカフェイン飲料
妊娠中はノンカフェインの飲み物を上手に取り入れるのがおすすめ。
代表的なのはルイボスティー、麦茶、黒豆茶、ハーブティー(妊婦向け)など。
これらはカフェインを含まず、体を温めたりリラックス効果も期待できます。カフェインを控えたいけれど温かい飲み物が欲しいときには、デカフェコーヒーやノンカフェイン紅茶も豊富に揃っているので、好みに合わせて選びましょう。
市販のデカフェ商品の選び方と注意点
最近はデカフェコーヒーやカフェインレス紅茶も多く販売されていますが、選ぶ際は「カフェインレス」「デカフェ」「ノンカフェイン」と表記を確認することが大切です。
また、ハーブティーは種類によって子宮収縮作用があるものもあるため、妊娠中に飲んでも良いハーブを選ぶのがポイント。
パッケージの注意書きや公式サイトの情報もチェックして、安心して楽しめる商品を選びましょう。
妊婦が安心して過ごすためのカフェインとの付き合い方
無理なくカフェインを減らすコツ
毎日のようにコーヒーを嗜んでいた人が急にカフェインを断つとストレスになり、逆に体調を崩してしまうことも。
まずは1日1杯ずつ減らし、ノンカフェイン飲料を取り入れるなどして、自然に減らしていくのが理想的です。
また、カフェインの代わりにハーブティーやルイボスティーを用意しておくと、飲みたい欲求を満たしやすくなります。楽しみながら無理のないペースでカフェイン量を調整しましょう。
妊娠中のカフェインに関するQ&A
「デカフェは本当にカフェインゼロ?」「妊娠後期ならコーヒーは飲んでもいいの?」など、妊婦さんの気になる疑問をQ&A形式で紹介。
デカフェも微量のカフェインを含むことがあり、商品によって異なります。また、妊娠後期でも摂取量を守れば問題ない場合が多いですが、体調に合わせて調整するのが大切。
不安な場合は産婦人科の医師に相談するのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
妊娠という特別な期間だからと言って、我慢ばかりしてストレスを溜めるのも困りもの。
上手に付き合って楽しいマタニティライフを過ごしましょう。
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