自分て肥満かも、、、、、、。そんな悩みをお持ちの方も少なくないはず。
夏になると薄着になり肌の露出も多くなります。
そうなると、いろんなところが気になります、私のカラダ・・・
ひとくちに肥満といっても、人によって程度やその原因は異なります。
ご自身の体質に合わせた対策が肥満解消への近道です。
今回は、肥満の傾向を東洋医学から考え、タイプ別の対処法やおすすめのツボをご紹介します。
まずは、自身の体質を知ることから肥満対策を始めましょう！

目次

• ○  東洋医学から考える肥満の要因とは？
• ○  あなたの肥満はどのタイプ？
• ・消化吸収に難あり
• ・ストレス過多
• ・冷えや運動不足
• ○  肥満のタイプ別解消法とおすすめのツボ
• ・脾虚(ひきょ)タイプ
• ・気滞(きたい)タイプ
• ・瘀血(おけつ)タイプ
• ○  まとめ

東洋医学から考える肥満の要因とは？

肥満は、程度にもよりますが、放っておくと高血圧、高脂血症、糖尿病、など様々な生活習慣病を引き起こすリスクが高くなります。
また、体重が増える事で、膝や腰に負荷がかかり日常の活動が制限されると、また動くのが億劫になり運動不足でますます肥満の悪循環に陥ります。

東洋医学では、肥満の原因は「食べ過ぎと運動不足」だけでなく、「体質」にも問題があると考えています。
東洋医学では、身体の中の水分を指す「水」と、生命エネルギーを指す「気」、そして血液を指す「血」の３つから健康な身体が成り立っているといわれています。このバランスの乱れが、いわゆる太りやすい体質となって、肥満の原因になっていると考えられます。

あなたの肥満はどのタイプ？

消化吸収に難あり

□むくみやすい
□下半身が太りやすい
□疲れやすい
□下痢や軟便をくりかえす
□関節の痛みがある

こんな症状に覚えのある方は「脾虚（ひきょ）タイプ」です。
胃腸の働きが弱くなった状態を「脾虚（ひきょ）」と言います。
消化吸収の機能が落ちているので、食べたものをうまくエネルギーに変える事ができず太りやすくなります。

ストレス過多

□体重の増減が激しい
□イライラする
□寝つきが悪い
□胸、お腹などに圧迫感がある
□生理前にイライラしたり涙もろくなるなど情緒不安定になる

こんな症状に覚えがある方は「気滞(きたい)タイプ」です。

気滞になる原因は色々ありますが、一番多いのは精神的ストレスによるものです。
その他飲食の不摂生による場合などもあります。
ストレスの発散が苦手、悩みを一人で抱え込んでしまう、几帳面で完ぺき主義、と言ったタイプの人に多く見られます。

冷えや運動不足

□お腹周りに脂肪がついている
□お腹を触ると冷たい
□運動不足
□婦人科系のトラブルがある
□シミやあざができやすい

こんな症状に覚えがある方は「瘀血(おけつ)タイプ」です。

身体の冷えや運動不足、婦人科系のトラブルなどにより血の巡りが悪くなると、太りやすくなります。
なまものや冷たいものの摂りすぎには注意が必要です。
また、ストレス状態が続くと、異常に食欲が亢進し気の流れが滞る原因となります。

肥満のタイプ別解消法とおすすめのツボ

脾虚(ひきょ)タイプ

身体の消化吸収の能力が低い「脾虚（ひきょ）タイプ」の方は、食事はゆっくりよくかんで、腹八分目を心がけましょう。
食べすぎや冷たいものの摂りすぎ、そして暴飲暴食は絶対にNGです。
くよくよ悩むとし胃腸の働きも落ちるので、疲れやストレスなどをため込まないことも大事です。

おすすめツボは「太白(たいはく)」です。
足の親指の付け根にある出っ張った骨の少しかかと側にあるくぼみのところにツボです。
胃腸の働きを助けてくれると言われています。

気滞(きたい)タイプ

ストレスによる過食などが肥満の原因となる事が多い気滞(きたい)タイプ。
このタイプは食べる事によりストレスを発散しようとするので、食べる事以外でストレスを発散させ、リラックスできる方法を見つけることが大事です。

ゆっくりお風呂に入る、散歩する、好きな音楽を聴くなど、小さな事から始めましょう。
適度な運動が出来ればより理想的です。

おすすめツボは「内関（ないかん）」です。
手首の内側で、手のひらを握ったときに出る２本の腱と腱の間
手首の関節から指３本分肘側にあがったところにあります。
乗り物酔いなど、吐き気にもよいツボと言われています。

瘀血(おけつ)タイプ

冷えなどにより身体の血流が滞ることにより「瘀血(おけつ)」になりやすいので、なまものや冷たい食べ物はできるだけ控えましょう。
ストレスをため込むと、以上に食欲が亢進しやすいタイプでもあるので、ストレスをためこまないことも大事です。

おすすめのツボは「三陰交(さんいんこう）」です。
両足の内くるぶしから指4本分上がったところにあるツボです。
女性の婦人科系のトラブルによいと言われているツボなので、特に女性の方におすすめです。
※妊娠中の方は避けてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
ご自身の体質に合わせたケアで、すっきりスリムな身体を目指しましょう！

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